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つよいエンジニアのブログ

CyberAgentのAdTech Challengeに参加してきた

はじめに

10月21日、22日に開催された株式会社サイバーエージェントの「AdTech Challenge」に参加してきました。
そこで学んだことを残したいと思います。

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インターンの内容

位置情報データを秒間2000リクエストで流すサーバが用意されていて、その膨大な位置情報データを処理して集計する基盤をGoogle Cloud Platformを利用して作成しました。
その位置情報データに基づく問題が用意されていて、その問題に対する解答の精度を7チーム(1チーム = 学生3人 + 現場社員1人)で競うという内容でした。

僕は順番に流れてくるデータを処理してBigQueryやCloud Datastoreに保存する部分の実装をCloud Dataflowを利用して行いました。
Goを使うと思って勉強していったのにDataflowのストリーミング用SDKJavaにしか対応していなくて2日でJavaをマスターすることになりました。
このインターンでGoとJavaが使えるようになりました。笑

学ぶことに投資してくれる文化

サイバーエージェントは学ぶことに投資してくれる文化が根付いているなと思いました。
「既に技術が身に付いていて、実務経験もあって、そういう人が生み出す成果に期待する」のではなく、「学ぶ力があって吸収力の高い人に、学ぶところから投資して、その人が企業に還元することを期待している」そうです。
あくまで社員さんと話して僕が感じたことで、社員さんが上記のことを明言したわけではないですよ。
うまく説明できているか分かりませんが、そういう文化はとても好きだなぁと思いました。

長期インターンなどを探していても、既に持っている技術を活かして業務に参加するパターンが多くてなかなか新しい技術に挑戦できないことが多いと思うので、学ぶことに投資してくれるところで働きたいと思いました。
まぁ長期インターンは出勤時間がそんなに多くない中で成果を出す必要があるのである程度は仕方ないとは思いますが…。

変化の激しい技術についていく

今回のインターンで僕が担当した部分はCloud Dataflowを利用したデータ処理部分で、JavaSDKを利用して開発しました。
そのSDKがかなりの頻度で変更されており、GitHubの誰かのプロジェクトに12日前にコミットされたコードですら動かないということがあったくらいです。
公式リファレンスも更新されていなかったり情報が不十分だったりしました。

そんな状況の中で、最初はどうやって動くコードを書くのか全然分かりませんでした。
メンターさんがどうやって最新のコードを探しているのかを見ていると、GitHubにプッシュされている意識の高い人のリポジトリから同じような動作をしているコードを探していました。
それをマネして、メンターさんに手助けを頂きながらGitHubから最新の動くコードを探していきました。
GitHubで最新の実用的なコードを探すコツみたいなものを少しは盗めたかなと思います。
エンジニアをやっているとよくやることだとは思いますが、今までできていなかったことだったので、これからも絶対に役に立つスキルを身に付けることができて良かったです。

おわりに

今までに触ったことのない技術にたくさん触れることができた楽しいインターンでした。
成果物に満足することはできませんでしたが、成果物を作るまでのチーム開発の過程には満足することができたので良かったと思います。
とても良いチームでした。
また、サイバーエージェントという興味のあった企業について少しでも知ることができたのも良かったです。

せっかくGoの勉強をしたのでGoを使う長期インターンみたいなのがあったら参加したいですね。